ノースフェイス サミットベクティブプロ レビュー【実走行編】
こんにちは!!
サミットベクティブプロ レビュー 実走行編 を
書きたいと思います
まず、足を入れた感覚から。
つま先側のラストが広くなっているという評判でしたが、その通り。
あまり幅の広い足ではない自分にはもう少し狭くフィット感がある方が好みのような気がしました。
ただ、「指先を自然な形にして地面をつかめるようにする」アルトラやトポのような靴の存在を考えると「こういうのもありかも」って思います。
今回はふつうのラウンドタイプのソックスを使ったので、そう感じやすかったのかもしれません。
土踏まずのあたりからヒールカップまでは十分なフィット感がありますので、五本指ソックスを使って足先を自由にすると、このラストも活かせるのではないかとも思います。
気になるサイズ感は…
サイズ感は他のノースフェイスのシューズや今履いているのと同じサイズでOKだと思います
ラストが広くなったから1サイズ小さくするなどの対応はいらないと思います
次に、ロッカーの強さを感じます。
試し履きして、鏡を見た瞬間にまず思いました。
靴のソールがつま先から見える量が多いです。本来、ソールというものは地面に向かっているはずですが、つま先から見えます(笑)
これにより、従来のベクティブシリーズではロッカーの恩恵を受けていた領域が
↓ここから
↓ここまで
だったのですが、サミットベクティブプロは
↑ここまでいくイメージです。
次に、歩いたり、小走りするとすぐにクッション性の良さがわかります。芯材の反発ではなくミッドソールのクッションです。それも、全方位からのクッション。
足の着き方を変えても同じようなクッションが得られます。
これは脚への負担が大幅に減るような気がします。
まぁこれだけ分厚いミッドソールなので、それもそうだなって感じですけど…
このミッドソールを備えておきながら片足260gですからね。すごいです。
スピードを出して走るとクッション性とカーボンプレートの反発でポンッ!ポンッ!と足が弾むように進みます。
クッション性の強さもあり砂利の凹凸も感じにくく、単純に不整地でも走りやすいです。
ただ、ここで気になる点が一つ。足裏感覚が鈍い。下り坂などで、ややソールを滑らせながら走る際に、足裏の感覚が少しつかみにくく感じました。このあたりは、ここまで強いクッション性を持つ靴の宿命でしょうか。
★まとめ★
要点をまとめると
良い点
①強めのロッカー → 疲れていても前に進ませる力がある
②抜群のクッション性 → 膝・足首などに負担をかけず長距離走れる
気になる点
①つま先側の広がったラスト → フィット感不足
②足裏感覚が鈍い → 足さばきはやや悪い
③価格 → 約3万円のトレランシューズって高くない?
という感じでしょうか?
総合的な感想をざっくり言うと、
すごくいい靴だけど、ちょっと高いよね
って感じ
追加で思ったことがあればまた書きます。
ご清聴ありがとうございました。