ノースフェイス 100DRYタンク レビュー
こんにちは
またもアンダーネタ
しかも、今更ながら
ノースフェイス 100DRYタンクです(笑)
しかし、これがなかなか当たりでした
【NU61702】100DRYタンク
¥4,180(税込)
①本製品の立ち位置
いわゆるドライレイヤー
ポリプロピレン100%
繊維としては、唯一吸水しないと言われている「ポリプロピレン」
運動中に一番肌に近い位置に着用し、2番目に汗を吸う素材のもの(吸汗速乾系のウェア)を着る。それによって、肌面をドライにすることを狙ったアイテム
類似品としては、ファイントラックのドライレイヤーや、ミレーのドライナミックメッシュが有名
(かくいう私も今まではファイントラックを愛用)
②各部を見ていきます
パッケージ
わざわざメッシュの袋に入っています
このメッシュの袋は何かに使えそう
前面
ミレーやファイントラックの製品に比べると透け感は少ない
あと、生地が厚く、ニットのように柔らかいです
後ろ面
全体的に目の詰まった感じがします
生地感をアップで
少し生地を伸ばすとメッシュであることがよくわかります
肩のところに縫い目があります
これはやや気になる…
パックを背負った時に当たらなければいいが…
内側
③サイズ感
本製品は「S/M」と「L/XL」の2サイズ展開です
身長167cm 体重56kg の私は「S/M」をチョイス
簡単に言うと「大きいの」と「小さいの」なので迷わず「小さいの」です
着てみるとまさしく表示の通り。いつものSサイズからすると少し大きいです
アンダーなので、まったく問題ありません。やや体に沿う作りなので、ダブつく感じもありません
④まとめ
一言で言うと買って大正解
今まで買う理由があまりなかったので、買ってませんでした
というのも、ファイントラックのクール、ベーシック、ウォームを状況によって使い分けていて全く問題なかったのです。(ファイントラックはポリエステルに撥水加工)
オンヨネのブレステックPPも持っていて、ポリプロピレンも経験していたし。(ブレステックPPはポリプロピレン)
在庫があったので、物は試しと思って買ってみたら、案外良かった(笑)
よかった点
1.思ったより暑くない
生地が厚かったので、もっと熱がこもる感じがするのかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
2.縫い目の当たりがない
パックを背負って走ってみましたが、肩のところの縫い目もまったく気になりませんでした
3.十分な疎水性
当たり前ですが、もっとも重要な点
汗を吸ったウェアと肌を引き離すには十分な生地の厚さがあります
4.安い
ファイントラックやミレーよりも安いです
しかも、ポリプロピレンの場合は洗濯による性能劣化(撥水性の低下)がないので長期的にみても経済的
5.ズリ上がらない
ひょっとしたらこれが最大の収穫だったかもしれません
トレランパックを背負って走っていると、だんだんTシャツがズリ上がってきて直すという作業を定期的にしなくてはいけないことが多かったんです
特にドライレイヤークールを着ていると(滑りやすいんでしょうね)
しかし、100DRYタンクの場合はそれがありませんでした
100DRYタンクはファイントラックのドライレイヤークールに比べて、生地のツルツル感が少ないような気がします
あんまり期待していませんでしたが、これはうれしい発見でした
以上です。
参考になれば幸いです
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ノースフェイス エンデュランスボクサーショーツ レビュー
こんにちは!
今回は新作アンダー「エンデュランスボクサーショーツ」のレビューです
【NU12380】Endurance Boxer Short
¥6,600(税込み)
①本製品の立ち位置
簡単に言うと、トレイルランニング向けのボクサーパンツです
まぁトレランに限ってということではないと思いますが、ランニング系スポーツ向けのアンダーウェアです
②詳細を見ていきます
まず、パッケージ
わざわざファスナー付きのパッケージに入っています
思いっきりシールが貼られてますので、他用途で使うことはないです
演出でしょうけど、こういう「結果的にゴミになるもの」は使わなくていいと思います
前面
いたって普通のボクサーパンツ
前閉じです
ランパンで前開きのものはあまりないと思うので、パンツもそれにならって前閉じということでしょう
前閉じの方がパーツも減るし、単純な構造にしやすいですからね
後ろ面
後ろはさらに単純なパンツ
ウエストのロゴ
わざわざロゴが立体的に入っています
凹凸があって滑りにくいとか見た目以外の利点があるんでしょうか?不明です…
生地感
とても軽いです
まずはじめに、パッケージから出す瞬間に柔らかさと肌触りの良さを感じます
股間の部分が立体的になっています
ありがたい作りです
ウエスト内側
ウエストのゴムの下が唯一大きな縫い目がありますが、
当たりが気になるようなことはありません
上の画像でもわかると思いますが、縫い目は少ないです
特に肌に接する面は生地を圧着によって繋いでいます
縫い目が少ないのでストレスが全くありません
何も履いていないような感覚とまでは言いませんが、気になる当たりはないです
何も考えず行動に集中できます
③サイズ感
身長167cm 体重56kg ウエスト74cm
下半身ガッチリ体形の私は「S」サイズをチョイス
結果は… 正解でした
下半身ガッチリ体形なので、「Ⅿ」サイズとも迷いましたが、パッケージのサイズチャートを信じて「S」を選択しました
といのも、ノースフェイスのアンダー「DRY」シリーズのボクサーパンツ(Sサイズ)を使っていて、少しきついなぁと感じていたからです
きついぐらいなら少しゆるくてもいいかなと思っていたのですが、今回はジャストで正解
それと比較すると、以下の2点で改良されているのではないかと思います
・股間前面の立体的なつくり
・やや長めの丈
ゆっくりしたつくりのものではないですが、サイズチャート通りに選んでOKだと思います
④使用感
肌当たりは非常によく、一日走っていて全然不満はありませんでした
汗抜けもよく、いつまでもジメジメと汗を保水し続けるような感じはありません
非常にドライな感覚を覚えました
⑤まとめ
アンダーウェアとしては安くはありませんが、一日中ストレスなく走れると思うと買う価値ありです
耐久性を犠牲にして薄く、柔らかくしている感じはしませんでした
耐久性に関してはこれから継続使用して、また書きたいと思います
以上です
ご覧いただきありがとうございました
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ノースフェイス ストレッチツイルテーパードパンツ レビュー
こんにちは!
本日はいつもと違い、普段用のウェアのレビュー記事です。
テクニカルなウェアは好きでよく調べているのですが、この手のアイテムはあまり詳しくないので、参考程度に聞いてください。
このアイテム、ノースフェイスのお店に行ってマネキンが来ているのを見て一目ぼれして衝動買いしてしましました(笑)
品番:NT5301N
価格:¥19,800(税込み)
パープルレーベルの商品です
「パープルレーベル」とは簡単に言うと
ノースフェイスとウェアブランドである「ナナミカ」のコラボですね
それだは、製品を見ていきます
私が気になった点は「シルエットの綺麗さ」
太過ぎず、体に沿い過ぎずの絶妙なシルエットでした。
このアイテムは太めと細めの2アイテムあるとのこと
その細いタイプが本製品です。
太いほうは「ストレッチツイル ワイド テーパードパンツ」
ヒップからモモ裏までは少しゆとりのある作りなんですが、製品名の通りややテーパーがかかって裾に向かうにつれて細くなっていきます。
ウエスト部分はバックルにより調整が可能で、キーホルダーなどをぶら下げられるリングも付いています
最近はベルトループのないパンツが多いので、ぶら下げられるパーツが付いているのはうれしい
股紙は可動域を広げるマチ付き
サイドには小さなポケット
「ここに何を入れるんだろう?」って感じですけど、デザインのアクセントになっています。
ノースフェイス大好きな私ですらたまに、ヒザ横のブランドロゴのないパンツはないかなぁと思います。ただ、完全にロゴがなくなると、それはそれで「ただのズボン」になってしまいます。そんなわがままな私にはちょうどいいアクセントです。
ヒップポケットはボタンで留める仕様
ポケットの裏地にもロゴ入りの生地が使われています
こういう一見無意味なところにこだわっているところがたまりません。
生地は 綿60%
ポリエステル20%
複合繊維(ポリエステル)20%
↑この複合繊維って最近よく見かけるけど、たぶんリサイクル素材のことですよね?
COOLMAX(クールマックス)を使っているので、ただの綿のパンツよりも履き心地は軽いし、やや暑くなってくる季節にも履きやすいと思います。
サイズは身長167cm 体重56kgの私は30 です。
本製品はS,M,Lではないので、ややサイズ選びが難しいかも。
30が一番小さなサイズです。通常のノースフェイス製品でいうと、30は少しMよりのSという感じです。
これはぜひ店頭で履いてみられることをおすすめします。
ということで、今回はいつもと違うレビュー記事でした。
ノースフェイス好きのブログということで、たまにはこういったものもあるかもしれません。
よかったらまた見に来てください。
ノースフェイス ショートスリーブドライドットライトクルー レビュー
こんにちは!!
ノースフェイス2023年春夏物 新作 ドライドットライトクルーのレビュー記事です
品番【NT12373】
¥9,460(税込み)
Tシャツって考えるとちょっと高い…
ランニング用高機能Tシャツと考えれば「ありなのかな…」って思えなくもない金額
①本製品の立ち位置
「ドライドットシリーズ」としては初めてのランニング向け製品
2年くらい前ですかね?肌面には疎水性のある加工をしていて、外側に拡散させるという構造をもったベースレイヤーを発売してます。
たしか商品名はエクスペディションドライドットジップアップだったような…
この「ドライドットシリーズ」は好評なのか、どんどんラインナップが増えていて、今ではキャップやタイツまであります。
そんな「ドライドットシリーズ」の派生型です
詳細を見ていきます
サミットシリーズロゴです
表面(外側)
肌面(内側)
こうして写真を見ると内側と外側で編み方が違っているのがわかるかと思います。
疎水性のある面と吸水性・速乾性のある面で作りがはっきりと違っています
背中側を全体から
肩のパーツ・腕のパーツ・脇のパーツと部位ごとに切り返しがあり立体的な裁断になっています
繰り返し使っていると、この縫い目がほつれてくるんですよね…
まぁデイリーで使っているとって感じです
ただ、生地が分断されるようなことはないので、着る分には全く問題ないです
襟回りはしっかりした作り ダルダルになることはなさそう
首回りで背中の部分だけは作りが違います
ぐるっと1周しているわけではなさそう (細かい作りこみですね)
生地自体はかなり薄く軽いです
透かして見ると向こう側が明るく見えます 生地の薄さが伝わるでしょうか
↑ 生地の裏に手のひらを押し当てた様子
若干、肌色が見えますが、肌が透けるようなことはなさそうです
ノースフェイス・ハイパーベントシリーズのように完全に肌が見るようなことはないです 街中でも問題なく着られます
②サイズ感
いつも通りのサイズでOKという感じ
特にタイトなつくりでもないです
167cm 56kg の私はSサイズをチョイス
③着用感
走ってみると普通に軽いランニング用のTシャツって感じです
走行中に「めちゃくちゃ涼しい」とか「とにかく軽い」とか特別な印象を受けることはないです
いたって普通の軽いTシャツ
ただ、汗をかいて濡れている状態でいると良さを感じます
濡れているのに、明らかに冷えを感じにくい
さらに、べっとりと肌に張り付く感じも全くありません
これこそが、このTシャツが¥9,460する理由でしょう
④まとめ
機能性は大満足
ただ、少し値段が高い気がします
今のご時世でこの機能を買うにはこれくらい出さないといけないんでしょうけど、もう少し安いと手を出しやすいです
また、追加で思うことがあれば書きます
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ノースフェイス GTXトレイルエンデュランスジャケットとハイパーエアGTXフーディのサイズ比較
こんにちは!!
先日、パックを背負わずにGTXトレイルエンデュランスジャケットを着た時にかなりゆっくりとした印象を受けたので、ハイパーエアGTXフーディに重ねてサイズ比較してみました。
かなりざっくりとした比較なので参考までに…
まずは裾
上にある艶のある方がゴアシェイクドライのハイパーエアGTXフーディ
下の格子状の生地がGTXトレイルエンデュランスジャケット
1㎝~1.5cmほど裾が長いです
やはり思った通り、大きい
次に袖
こちらもGTXトレイルエンデュランスジャケットの方が1cmほど長いです
さらに袖の太さと言いますか、アームホールの大きさもGTXトレイルエンデュランスジャケットの方が、大きいです
脇から袖の先までやはり太いです
ちなみに胴回りは、上の画像では大きいような気がしますが、ほぼ同じでした
この全体的にゆっくりした作りにより衣服内でより空気が動き、蒸れにくさに貢献しているものと思います
ちょっとした気づき記事でした
ノースフェイス GTXトレイルエンデュランスジャケット その後…
こんにちは!!
ノースフェイス GTXトレイルエンデュランスジャケットで雨に打たれる機会がありましたので、続報を書きます。
一番気になっていた「耐水性」
結果としては、期待していた通り「じゅうぶん」耐えてくれました。
豪雨とまではいかないまでも、そこそこ強い雨に約2時間降られました。
(まぁまだ新しいので当たり前と言えば当たり前なんですが…)
胸や肩から腕にかけて浸水によりヒヤッと感じることもありませんでした。
終わってから脱ぐ時にやや蒸れている感じがありましたが、発汗による水分だと思われます。
また、改めて思ったのは、ゆっくりしたサイズ感だということ
今回はパックを背負わずウエストポーチ(ラッシュヒップ)を使っていたので、ジャケット内の空きスペースが多く感じました。
ポジティブに捉えると、風が通りやすく暑くなりにくい。
ネガティブに捉えると、風が強い時にバタつきやすい。
基本的にパックの上から着ることがない人(例:15Lや20Lなど大きなパックを使う人)はワンサイズ下を選んだ方がいいかも。
と思いました。
まとめ
改めていいレインウェアだと実感しました。
推しポイントは以下の4点
①十分な耐水性
②耐水性が高いにもかかわらず軽い
③使い勝手(パックの上から着られる・ベンチレーションポケット)
④レインウェアとしてのフード回りの作り
また、気づきがあれば書きます
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ノースフェイス サミットベクティブプロ レビュー【実走行編】
こんにちは!!
サミットベクティブプロ レビュー 実走行編 を
書きたいと思います
まず、足を入れた感覚から。
つま先側のラストが広くなっているという評判でしたが、その通り。
あまり幅の広い足ではない自分にはもう少し狭くフィット感がある方が好みのような気がしました。
ただ、「指先を自然な形にして地面をつかめるようにする」アルトラやトポのような靴の存在を考えると「こういうのもありかも」って思います。
今回はふつうのラウンドタイプのソックスを使ったので、そう感じやすかったのかもしれません。
土踏まずのあたりからヒールカップまでは十分なフィット感がありますので、五本指ソックスを使って足先を自由にすると、このラストも活かせるのではないかとも思います。
気になるサイズ感は…
サイズ感は他のノースフェイスのシューズや今履いているのと同じサイズでOKだと思います
ラストが広くなったから1サイズ小さくするなどの対応はいらないと思います
次に、ロッカーの強さを感じます。
試し履きして、鏡を見た瞬間にまず思いました。
靴のソールがつま先から見える量が多いです。本来、ソールというものは地面に向かっているはずですが、つま先から見えます(笑)
これにより、従来のベクティブシリーズではロッカーの恩恵を受けていた領域が
↓ここから
↓ここまで
だったのですが、サミットベクティブプロは
↑ここまでいくイメージです。
次に、歩いたり、小走りするとすぐにクッション性の良さがわかります。芯材の反発ではなくミッドソールのクッションです。それも、全方位からのクッション。
足の着き方を変えても同じようなクッションが得られます。
これは脚への負担が大幅に減るような気がします。
まぁこれだけ分厚いミッドソールなので、それもそうだなって感じですけど…
このミッドソールを備えておきながら片足260gですからね。すごいです。
スピードを出して走るとクッション性とカーボンプレートの反発でポンッ!ポンッ!と足が弾むように進みます。
クッション性の強さもあり砂利の凹凸も感じにくく、単純に不整地でも走りやすいです。
ただ、ここで気になる点が一つ。足裏感覚が鈍い。下り坂などで、ややソールを滑らせながら走る際に、足裏の感覚が少しつかみにくく感じました。このあたりは、ここまで強いクッション性を持つ靴の宿命でしょうか。
★まとめ★
要点をまとめると
良い点
①強めのロッカー → 疲れていても前に進ませる力がある
②抜群のクッション性 → 膝・足首などに負担をかけず長距離走れる
気になる点
①つま先側の広がったラスト → フィット感不足
②足裏感覚が鈍い → 足さばきはやや悪い
③価格 → 約3万円のトレランシューズって高くない?
という感じでしょうか?
総合的な感想をざっくり言うと、
すごくいい靴だけど、ちょっと高いよね
って感じ
追加で思ったことがあればまた書きます。
ご清聴ありがとうございました。