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ノースフェイス GTXトレイルエンデュランスジャケット レビュー【基本編】

こんにちは!!

今回はノースフェイス GTXトレイルエンデュランスジャケットのレビューです

品番【NP12372】

価格¥33,000(税込み)

 

ノースフェイスのゴアテックスを使用したトレイルランニング用レインウェアとしては久しぶりの新作です!

 

 

①製品の立ち位置

トレイルランニング用レインウェアのフラッグシップモデル

2023年春夏シーズンよりフライトシリーズがサミットシリーズに統合されております

サミットロゴが左肩にあるところからフラッグシップモデルであることが想像できます

 

②基本仕様

素材は7D GORE-TEX Paclite Plus(ゴアテックスパックライトプラス)

ゴアテックスパックライトプラスは、いわゆる2.5層と呼ばれる、ゴアテックスの裏地を塗装にして薄く・軽くを重視したゴアテックス

そして、表生地は7デニールという極薄

アウトドアブランドのレインウェアとして20Dがほぼ標準なので、かなり薄いのがわかるかと思います。(例:モンベル・ストームクルーザージャケット、ノースフェイス・クライムライトジャケットは20D)

薄さから耐摩耗性がやや気になりますが、グリッド状になっていて強度を上げている模様

裏地は3Dプリント加工によって肌や衣服に張り付きにくくなってます

 

重量はSサイズ実測で188g

 

③仕様

軽量性を追求しながらも、各部の使い勝手は妥協なしです

 

フード回りは降雨時にリアルに使える作り

フードのつばは帽子並みにしっかりしています

 

頭回りを帽子のようにドローコードでしめられます

個人的にこのドローコード仕様は、レインウェアを選ぶ際に必須です

風がふいた時の快適さが違います

 

調整は後頭部で

ここも軽量化のためにスプリング式のコードロッカーは使わず、小さな樹脂パーツでバンジーコードを締めこむタイプ

 

フードの間口はコードで絞めることはできず、ゴムで伸びる仕様

ここは軽量化重視ということでしょう

 

右腰部分に裾を締めこむドローコードあり

 

前面、胸にはトレランパックにアクセスできる止水ファスナー付きベンチレーションポケット

ポケットと言いつつ貫通してますので物は入りません。パックにアクセスするだけです

開口部は長く、フラスクを飲むぐらいなら上半分で十分ぐらいの長さ

 

お腹の位置にいわゆるハンドウォーマーポケットもあります

右手側のポケットの中にはさらに小さなポケットが付いています

何を入れるんでしょうか?鍵とか?

このポケットは左右ともメッシュになっているので、ベンチレーションとしての役割も果たします

 

袖口は面ファスナーでしめられます

 

収納サイズはもかなりコンパクト

 真ん中が本製品(GTXトレイルエンデュランスジャケット)

 左がパンツ(GTXトレイルエンデュランスパンツ)

500mlのペットボトルよりも少し長い程度

 

スタッフサック付き

このスタッフサックもなかなかいい作りで、本体裏(底の部分)に本製品の表生地が貼りつけてあって、一目で「これが入っている」というのがわかります

ちなみに、これはカラーが変わればスタッフサックに貼ってある生地の色も変わります

ここまでこだわっているとは思いませんでした

 

④サイズ感

いつもと同じサイズでOK

身長167cm 体重56kg の私は「S」サイズをチョイス

そもそもレインウェアだし、背中にマチがあり6~8リットル程度のトレランパックを背負った状態でも着られる設計なのでややゆっくりとした作りです

 

「パックを背負って着ることはありません」とか

「ジャストサイズで着たい」という方はワンサイズ小さめを選んでもいいかもしれません

 

⑤まとめ

トレランの大会に出る方や雨の日にもガンガン走りたい方には非常におすすめできると思います

実質的な前モデル「ハイパーエアGTXフーディ」と比較するとSサイズ実測で11g軽くなっています

GTXトレイルエンデュランスジャケット 188g

ハイパーエアGTXフーディ 199g

 

GTXトレイルエンデュランスジャケットがハンドウォーマーポケット付きと考えれば大幅な軽量化と言えると思います

 

あとは、ゴアテックスシェイクドライとゴアテックスパックライトプラスの違いにより、防水性(耐水圧)や透湿性がどの程度なのかが最も気になるところです

 

このあたりの実際に使用した感想は「レビュー(実践編)」として紹介したいと思います